からだの情報お届け便

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歯科医師として従事するには

   

歯科医師の役割

歯科医師は口腔内の健康管理をおこなうプロフェッショナルです。ただ虫歯を治療するだけではなく、歯周病などの疾患を防ぐための予防歯科や、インプラント手術のような外科領域の処置もおこないます。また、昨今では審美歯科と呼ばれる見た目の美しさを提供する治療も注目されています。このように歯科医師が担っている役割は多く、口腔内に生じる多くのトラブルや様々なケアに対して、限りなく貢献しています。
歯科医師になるためには、当然ながら歯科医師免許を取得する必要があります。歯科医師免許は国家資格です。歯科医師国家試験を受けるためには、歯科大学または歯学部にて必要なカリキュラムを修めて卒業しなければなりません。歯科医師国家試験は筆記試験のみで実施されているため、実践的な治療技術を磨く前に、まずは歯科治療に対する確かな知識を得ることが大切なこととなります。

国家試験合格と歯科医師免許の取得

歯科医師免許を手に入れたからといって、すぐに歯医者を開業できるわけでもなければ、まだ歯科医師として従事することもできません。歯科医院における歯科治療の流れを把握するため、実際の現場で歯科助手などの立場にて経験を積む必要があります。また、国家試験に合格してから歯科医師免許が届くまでには数ヶ月の期間があります。歯科医師免許が手元に届いてから、熟練した歯科医師の監督のもとで徐々に診察をするようになっていきます。

一人前の歯科医師になるまで

歯科医師免許が届いたばかりでは、ほとんどの場合、満足いく診察や治療をおこなうことは難しいでしょう。患者さんと一対一で向き合い、歯科医師としての技術力だけではなくコミュニケーション力や対応力を養っていく必要があります。そのため、歯科医師となるためには歯科医師国家試験合格後、研修施設に指定されている歯科診療所や研究施設において、1年以上の臨床研修を受ける必要があります。

静岡にある歯医者は入れ歯に詳しいです

勤務医と開業医

歯科医師免許を取得した後、1年以上の臨床研修を終えて、ようやく歯科医師として従事することができます。独立開業する場合には、開業する場所を決めて診療所を構え、医療機器を買いそろえる必要があります。診療所の規模によっては受付や助手などの人員も考えなければならないでしょう。そのため、開業にあたっては金銭的な負担が大きく、銀行などから借り入れするケースが一般的です。対して勤務医の場合、既に経営されている歯科診療所や一般病院に雇用されるため、開業資金は必要ありません。

 - 整骨の広報